即売会用作品「本のウラ側、語ります〜取次とはなにか」を作成。

2017-02-10


読者からは見えない、出版流通の要・出版取次業界。その仕組みをまとめたガイドブックを作成しました。

これまで出版取次業界について語られた出版物はほとんど存在しません。取次をメインに取り上げたもので確認されたのは、84年に発行された「出版流通とシステム-「量」に挑む出版取次」(新文化通信社・発行)ほか、わずか数点ほど。しかも学術的で一般の方には難解なものばかり。

ここ10年で出版流通全体や出版不況の原因をさぐる書籍は多数発行していますが、取次に焦点を当てたものは殆どありません。

取次業界の人でさえも全体像を詳細に知る人はそれほどいないように感じます。

出版不況が叫ばれて20年近く。その原因をさぐるにしても、まずブラックボックスたる取次について知ることが重要です。取次の仕事は専門職ではなく、労働集約型でルーティンワークなワークスタイルなので、仕事内容は部署ごとに大きく異なります。だから必要性がなかったのかもしれません。

しかし新たなステップを踏むためにも、自分たちがまず何をしているのか? をはっきり認識しないと前へ進めません。


日本の出版社や書店は、卸問屋の取次会社を通し新刊配本、商品の配送、代金の支払いなどをやり取りしてきました。

日本の出版流通のパイプラインとして、重要な位置を占めていた出版取次業。これまで出版社・書店の発展は取次なしでは有りえませんでした。

この冊子を読めば、それが一体なにか? が分かるかと思います。

ということで、昨年10月と12月の講演会のレジュメをまとめ、取次業界の流れを記した冊子を即売会に向けて作成しました。

お試し販売ということで、まずは文学フリマなど即売会などで販売していく予定です。


本のウラ側



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