続・韓流ビジネス記事 2010~2011年頃。

2014-12-08

                   ≪韓流ビジネス! K-POPガールズが現在日本で受ける背景。≫

                 ~週刊ダイヤモンド2010.12/25、2011.1/1新年合併号より~


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今年はK-POPの旋風が巻き起こった年であった。やっとK-POPが日本でも定着しつつある。

 K-POPガールズの一翼を担う「KARA」と「少女時代」。収録曲がすべて韓国語というアルバムが1位になり、日本の音楽関係者に衝撃をもたらした。なぜなら日本では、韓国人アーチストは日本語曲でなければ「売れない」というのが定説。以前にBoAや東方神起が切り開いた手法はこの2組のヒットによって覆された。

‥‥日本人は洋楽(特に英語曲)ならなんの抵抗もなく受け入れるが、韓国語や中国語の曲ではまずヒットしないのがあたりまえ。日本人のエンタメ観が大きく変化している証拠だ。

 彼女たちが売れる背景には、まず韓国のエンタメ界の市場規模の小ささゆえ、中華圏や日本をターゲットにしないといけない事情がある。
 韓国の音盤産業規模は、金額ベースで世界第2位の規模を誇る日本の30分の1ともいわれ、さらに不法ダウンロードも多いため、韓国内では収支が合わない。その結果アジア全域に市場を求めることになったのだ。このあたりの危機感はサムソンや現代などの電子産業や自動車産業と同様の構造だ。
 そして東方神起の内紛に連なる活動停止という事態が、一部の東方神起ファンがK-POPガールズへと流れた。その結果、K-POPガールズ大爆発という現象を引き起こしたのだ。
 日本ではAKB48のような庶民性とは対照的にK-POPガールズは歌唱力もあり、ダンスもうまく、そしてスタイルもいい。現在の日本のPOP歌手ではこうはいかない。

‥‥いよいよ日本も音楽もグローバルな時代が到来したのだろうか?興味津々ですね~。

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                    ≪韓国経済‥‥「財閥は成功、国民は冷や飯」≫

                    ~週刊エコノミスト2011.2.1号より~

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昨年の韓国の国内総生産(GNP)は1兆ドル超だが、貿易額は9000億ドル弱で、貿易依存度は80%を超えている。2011年が貿易1兆ドルとなれば、貿易依存度は90%を超える可能性がある。ここまでの海外依存度の高さはむしろ、韓国経済の内需の弱さ、または海外要因に振り回されやすい弱点と捉える時期にきている。

 なぜ韓国経済がこれほど海外に依存する体質となったのだろうか。古くからある財閥支配の経済構造と、97年のアジア通貨危機後に政府が舵を切ったグローバル化・経済構造改革路線によってもたらされたものと考えている。
韓国の財閥支配の状況は「サムスン」、「現代」、「SK」、「LG」、「ロッテ」の5大財閥グループが国民経済に占める割合は極めて大きい。5大財閥の売上高の合計はGDPの7割程度に達するとみられている。

‥‥ちょっと日本の経済構造では考えられない仕組みだ。日本も巨大企業、大手、中堅、中小、零細などの企業がバランスよく存在しているのかも。

財閥偏重の経済構造と、アジア通貨危機後の大胆なグローバル化路線が複合されたのが現在の韓国経済の姿である。確かに財閥系企業の海外戦略など、そのエネルギッシュな経営は日本などでも評価が高い。だが最近は、家計負債の急増、庶民経済の悪化、失業率の上昇など財閥中心のグローバル化の「影」を糾弾する声が高まっている。

アジア金融危機以降からはグローバルに金融市場を開放してきたが、外国資本の動向に左右される度合いが強まる一方、中小企業の投資を増進するための資金提供機能が十分果たせていない。この結果、財閥系企業と中小企業の間の収益不均衡は膨らみ、貧困層も増加している。

 韓国財閥企業のオーナー経営のビジネス手法は、時には無謀なほどに果敢な投資を断行し、競合相手にキャッチアップするのが得意技だ。財閥一族の企業家精神などが原動力になっている。 しかし、このまま財閥・輸出主導の経済モデルを突き詰めて社会的な紐帯は維持できるだろうか? 国民の間では「韓国型財閥の成功から多数の国民は冷や飯を食わされている」という気持ちが出始めている。

‥‥ここ1~2年で韓国経済は飛躍しているように見えるが、実態は大手財閥のみで、この構図は30年ほど続いている。基本的な構造は変わっていない。韓国を訪れて雰囲気を見ればそのあたりは依然感じる。この経済構造はいつになったら変革できるのだろうか?私からみるといつも韓国経済のアキレス腱としか映らないですね。 この辺りがまだまだ日本経済の優位性を感じる次第でありますね!


              ≪韓流ビジネス!~韓国の大手新聞社、テレビ事業に参入≫

                    ~2011.2/28(月)の毎日新聞より~

 韓国の大手新聞社・通信社が最大株主となる五つの事業者が、ケーブル網を通じて全国に番組を発信する放送局として、テレビ市場に参入することが決まった。既存の地上波3局(KBS、MBC、SBS)に加え、大手メディア資本を基礎に誕生するテレビ局が競争を繰り広げることになる。

‥‥この出来事は「韓流ブーム」を巻き起こした韓国映画・ドラマの質向上と国際市場での競争力を期待する一方、広告の取り合いによるメディアの生き残り競争が激化するとの見方が。

 韓国のマスメディア事情といえば、1980年の光州事件を鎮圧した全斗轘煥将軍(後の大統領)が言論統制のため地方紙を各道1紙に規制し、放送局を公営のKBS(韓国放送公社)と半官半民のMBC(韓国文化放送)の2局に統合。
さらに新聞社と放送局の事業兼営を禁止するメディア規制策を断行した。民主化ののち、新聞社の規制は緩和され、自由化されたが、新聞の放送規制はそのまま維持されてきた。

‥‥日本ならTBS系列⇒毎日新聞系、TV朝日⇒朝日新聞系、フジ系列⇒サンケイ新聞系、日本TV系⇒読売新聞系、と大手新聞と放送局の兼営は当たり前だが、ここが韓国と日本の違いだ。実のところ、このあたりが両国の世論形成の違いをあらわしているのかもしれないですね。

 韓国の新たな放送網は「CSTV」(朝鮮日報系列)、「jTB」(中央日報系列)、「チャンネルA」(東亜日報系列)、「毎日経済TV」(毎日経済新聞系列)の新聞系が参入。報道専門局に参入申請が決定したのは「聯合ニュースTV」。

‥‥初めて韓国に訪問した2002年ころは、地上波が日本に比べて少なく、代わりにCATVの多さにビックリしていた。その背景にはこういった事情があったのですね! 10年ほど前に韓国の家庭に入った時はすでに、「大型プラズマTV」、「CATV」、「大型給水器」が当たり前であり、日本と韓国のギャップ感じましたね~。

今後の韓国訪問の際、テレビを観るのが楽しみですね。


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