2011年3月のブログより 「出版大崩壊/電子書籍の罠」

2014-04-13

《2011年3月のブログから転載、訂正した記事です》

‥‥「電子書籍」という黒船襲来に関して、またまた的を得たといえる1冊の書籍が発行されました。 「出版大崩壊/電子書籍の罠」(文春新書 800円 山田順 著)というタイトルの書ですが、ちゃんと冷静な視点で出版業界を俯瞰しています。

結論からいうと「電子出版がつくる未来は幻想に過ぎず、既存のメディアの首を絞める」ということらしい。

この書はアメリカの出版・書店業界のみならず、少しであるが中国の出版事情についても触れています。僕にとって興味津々な内容なので、書店で思わず衝動買いするハメに。

 

 

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1.「Kindle」「iPad」ショック 2.異常な電子書籍ブーム 3.そもそも電子書籍とは何か? 4.岐路に立つ出版界 5.「中抜き」と「価格決定権」 6.日本市場の特殊性 7.「自炊」と不法コピー 8.著作権の呪縛 9.ビジネスとしての電子出版 10.「誰でも自費出版」の衆愚 11.コンテンツ産業がたどった道の章に分かれ、しっかりとした分析がされている。業界人にとって「タブー」?いや「警鐘」の書籍なのだろうか? 昨年春以降の「電子書籍フィーバー」についても言及し、昨今の「活字離れ」は実は「紙離れ」と断言‥‥などなど殆ど的確といえるこの書は、今後の出版のありかたについて考えされられる1冊といえましょう!!

 

 

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正直僕にとって「電子書籍は本当に出版の未来を変えるのか?」という問いに関してまだ答えを出していません。 90年代後半以降の「ネットによるIT革命」は世間の評判通り、世の中を大きく変えてしまった。今度はどうなるやら。この問いは僕の人生を大きく変えるのは間違いないでしょう。



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