3月, 2014年

 2010年9月 上海万博〜上海の出版社街巡り「紹興路」にて‥‥。

2014-03-29

《2010年9月、上海万博へ訪問。その合間を縫って、上海市の出版街、紹興路を訪れてきました》

写真上は、上海万博のシンボルともいえる中国館。ここには入場できませんでしたが、1Fの省別のパビリオンには入れました。下は黄浦江沿いの高層ビルのネオン。上海が万博一色に染まった日々でした!

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10.9月上海万博 062

 

地下鉄1号線「陝西南路」から南へ徒歩10分のところにありました。上海の市街地の喧騒も感じさせない、閑静な洋風ストリートです。 

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写真上が上海人民美術出版社、下がオシャレなブックカフェ、漢源書店ですです。ちなみに台北やソウルの街並でもあちこちでブックカフェを見かけました!

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写真上が上海音像出版社、そして下が上海市新聞出版局。

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上海人民出版社。中国の出版社は「~人民出版社」というのが国営企業らしいですね。やはり中国の出版関係は国営企業が多いということなのでしょう。

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 2010年5月 ソウル国際ブックフェアとコミックワールドソウル。

2014-03-29

《2010年5月、韓国ソウルにて「ソウル国際ブックフェア」に参戦。「KSP(鍵本聡プロジェクト)」様のブース応援という形でのお仕事でした》


場所はソウル・江南の三成にある「COEX」(いわゆる国際イベント会場。東京なら東京ビッグサイトに相当しますね)。ソウル国際ブックフェアは多数の来場者で賑わいました。土曜日は特に児童・学生層の来場者が。国際ブックフェアだけあって、やはり熱気ムンムン。はるばる韓国まで行った甲斐がありましたね!!

ソウル国際BFのエントランス。入場券でも10分以上待たされることになり、僕にとって想定外の人出とあって一層のテンションがあがることに‥‥。

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各ブースの案内パネル。本国・韓国だけでなく、日本はもちろんのこと多くの国・地域がブース出展していました。
(写真が小さすぎて詳細まで分からなくてあしからず。どっちにしろハングルオンリーですが‥‥)

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ブックフェア内の様子です。それぞれのブースでは精力的に情宣活動を行われ、多くの来場者に喜ばれたことでしょう。

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韓国の出版社、「サンリム出版社」のブース。ベストセラーとなった「シークレット」の翻訳版も手がけるほどの大手出版社であり、「KSP(鍵本聡プロジェクト)」の鍵本聡さんもここの出版社から著書を刊行されています。

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そして今回お手伝いさせていただいた「KSP(鍵本聡プロジェクト)」のブース。このブースにも多くの訪問者が。
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韓国の大手出版社、「文学トンネ」。日本でいうところの「新潮社」「文藝春秋」にあたる出版社かも。
実は村上春樹の「1Q84」の韓国内での版権争奪戦において多額の契約金で版権を獲得したのがこの出版社。ブースの看板には多くの作家の写真が掲載されています(右下が宮部みゆきです)。

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韓国の児童書関係の出版社「未来出版」のブース。日本の印刷会社と合弁事業をされているようで、数々の児童関係の話題書を刊行しているとのこと。この日の晩の参加者の飲み会では、ここの女性編集長(やり手の韓国女性です)にご馳走になりました。カムサハムニダ。

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イラストの展示会です。やはりブックデザインも本のキーポイントとなります。興味深いイラストも多数。

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5/15(土)の打ち上げ飲み会後の記念撮影の様子です。

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《このソウル国際ブックフェアの合間を縫って韓国の漫画同人誌即売会「コミックワールド・ソウル」に参加してきました》

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‥‥「韓国はオタク文化は受け入れられない」「漫画文化はまだまだ」という前評判を聞いていたが、実際行ってみたらなんのその!!
会場そばの地下鉄「ハギョウル」駅に降りると中高生を中心に「人・人・人」!!会場のSETEC前はコスプレ姿の人たちなどで賑わい、日本のコミケを彷彿させる雰囲気でした。SETECで入場券を買うまでの長蛇の列!!なんと45分かかりました。

会場のSETEC。こちらも江南地区にあり、ソウル郊外に位置しています。

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入場券を買うまでの長蛇の列。まさかこんなに盛りあがるとは想定外でした。

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実際の会場内の様子。ずっと人ごみの中をかき分ける状態。とてもゆっくり観て回る雰囲気ではありませんでしたね!!

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これがブースです。旗の生地にイラストを施し、オリジナルイラストのワッペン、ステッカーなどのグッズが勢揃い。本格的ですね。

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これもブースです。みなさん同人誌を結構買っていましたよ!!

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‥‥イラストには日本語が併記されていたものが多く、画風にしろやはり日本の影響が大きいですね。っていうかコミケ文化は日本が総本山、本家本元なんですね~。

コスプレショーに参加していた人たち。やっぱりここ韓国でも「オタクカルチャー」が浸透していますね。

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コスプレその2。これは魔女風なんでしょうか?

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ゴスロリ風コスプレ少女。コミックから飛び出てきた感じですかね~。って大げさかな。

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‥‥ここまで日本発の若者インディーズ文化が韓国に浸透しているとは衝撃を受けました。何軒かのブース出展者に同人誌を購入して(合計おおよそ35000ウォン程度)から名刺を渡しましたが、日本語が堪能な人が3名ほどいました。イラストレーターという本業がありながら同人誌即売会に参加している人が多そうな感じで、おそらく日本の漫画・アニメの影響で日本に興味を持った人が多数のように思われます。

「自費出版」→「漫画同人誌」→「韓国文化」の流れでここまでたどり着いたが、ありえないほどの巨大産業といっても過言ではありません。

アジアを繋ぐビジネスチャンスがここにも存在しています。ソウル国際ブックフェアだけではなく、「コミックワールド」も行った価値大でしたね!!

〜この時の韓国訪問は江南のCOEX近辺と、僕の宿舎がある三成の隣の駅、宣陵とソウルのコミケがあったハギョウルと江南エリア限定の旅でした。まあ、今回の目的は「ソウル国際BF」と「コミックワールド・ソウル」のみだったが、やはり多くの情報収集や出会いがあり収穫は大でしたね。今後のアジア出版にも弾みがつきそうです。

 

 

 


 2010年春 東京・自費出版図書館訪問。

2014-03-29

《2010年3月のブログより転載》

先日は、さらなる自費出版の研究と情報収集のための一環で東京都日本橋近辺にある「自費出版図書館」を訪問してきました。東京メトロ半蔵門線の水天宮という駅から歩いて3分ほどの距離で、雑居ビルの1フロアに位置していました。
50坪ほどのスペースに年期の入った書籍がズラリと並び、年配の事務の方が1名居りました。まあ、当然の話であるが、どこの誰かも分からない自分史の自費出版は存在せず、タイトルからして商業出版と変わりない書籍が立ち並んでいました。版元は地方の新聞の出版局、僕も知らない人文系のマイナーな名前の出版社も多数。おそらく版元の自費出版部門から発行しているのでしょう。
所感としては、やはり自費出版は年配、老人層のものなのだろうか?自費出版ならぬ「インディーズ出版」として若年層、中年層に受け入れられないものだろうか?
単なる自費出版ではもう限界が見えているように思えます。クロスメディアな展開をしないと自費出版は「老後の楽しみ」だけで終わってしまいそうです。まあ、それはそれでひとつのビジネスアイテムだとは思いますが。

‥‥写真撮影不可でしたので、ご了承ください。下の写真は六本木ヒルズから見える東京タワーです。

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今回の東京行きは別に「東京国際アニメフェア」を見学。こちらは対照的に若者向けのビッグイベントでした。

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それとは別にこのブログと嗜好は違いますが、ここらでグルメルポを‥‥。金曜晩は新宿界隈で美食をたっぷり味わいました。~以前テレビでも紹介された中国羊肉の火鍋の本場チェーン店「小肥羊」で火鍋を食べることに。小鍋辛い鍋が1980円、プラス食材を盛り込んだ料金となっていました。中辛でしたが、舌がヒリヒリ。汗もダクダクの美味しさでした。

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そのあとは板橋区成増の沖縄料理店で軽く一杯(軽く飲むだけ)。


土曜晩は寿司の本場築地で相方たちと3人で極上寿司を召し上がりました。アワビの寿司やら普段味わえないお寿司がズラリ。それでも1人あたり5000円弱の価格。それほど高くは無く、十分な満腹感でした。

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 2009年9月 韓国の印刷事情ルポ。

2014-03-29

《4年半ほど前のブログ記事より、韓国の印刷事情をお届けします》

‥‥09年9月、韓国・ソウル近辺において、数社の印刷業者と相談。まずは韓国・パジュ市にある総合出版都市である「パジュブックシティ」の敷地内の、とある印刷業者と商談。通訳者を交えて進行しました。概要は韓国印刷業界のメリットの説明が中心でした。

こちらパジュ市で商談した業者の提携先印刷工場。パジュ市の北のはずれ(北朝鮮との国境近くですね)にあります。

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工場内です。三菱製のオフセット印刷機を使用しています。 

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 こちらも工場内。印刷データのオペレーションを行っています。

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 これが印刷物。おそらくパンフレットでしょうね。

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●当然といえば当然だが、印刷のコストは日本の約半分。
●製本技術はやはり日本の製本のほうが、ハイレベルである(ちなみにソウルの大手書店では本の背中が落丁しているのを見かけた)。しかしながら、そのレベルは向上しているとのこと。
●日本と紙の銘柄がちがうので、似たような紙質でも現物を確認してから注意すること。
●問題点は輸送コスト、関税。あと商習慣の違い(例:100冊の注文に対して韓国業者はサービスとして110冊に上乗せ。10冊のサービスに日本側は戸惑い有り)。などもある。


そのあと、パジュブックシティを離れ、先方の提携先の印刷工場を見学。ソウルの中心に位置する「忠武路」。ご覧の通り印刷関係の会社がズラリ勢揃い。

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こちらは忠武路の印刷業者の直営工場。ソウル駅裏側に位置してます。年期が入ってますね!

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その次は、ソウル一の繁華街「明洞」近くの印刷街「忠武路」にある印刷会社と商談。こちらは4階建てのビルを構え、デザインスタッフも10数名を抱えるそこそこの規模の会社だ。ここの会社は日本の出版社の印刷・製本の実績もある会社で、日本の漫画同人誌の印刷の商談もあるという。しかしながら韓国では紙メディアよりもネット上での同人誌閲覧が多いとのこと。‥‥やはりというべきか。韓国では多くの漫画貸本屋が存在するという。商談後、自社の印刷工場(ソウル駅裏側近辺)を案内され、見学。そのあとは豪華な宮廷風の鍋と毛ジャンをご馳走になり、特大サイズの韓菓子セットをいただくことに。‥‥まさにいたれりつくせりのサービスでした!


 ~ジュンク堂書店でのトークイベント。

2014-03-25

ちょっと前の話ですが、3/8(土)、3/9(日)ジュンク堂書店大阪店で大阪編集教室主催のトークイベント「知るほど、なるほど! 関西の出版はこんなにオモロイ」に参加しました!

大阪編集教室トークイベントチラシ

 

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3/8(土)の語り手は西日本出版代表の内山正之さん、サウダージ・ブックス代表浅野卓夫さん、演芸ライターの日高美恵さんで、テーマは「就職先としての出版社がないのなら自分でつくるという選択もある!」。今の私にぴったり!ですね。

3/9(日)は同じく内山さん、あまから手帖社の安藤義隆さん、そしてフリー編集者の小堀純さん。この日は「情報誌づくりに関わってきた3人が“関西情報誌の未来を語る”」がテーマ。ジュンク堂内のカフェ内でのイベントでしたが、満員御礼、熱気ムンムンでした~。

懇親会も土曜日だけ参加、こちらも大いに盛り上がりました!! いやあ、「関西ならではの本づくり」のトークは私にとっても大いに参考になりましたね!

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 ~出版ネッツ「第34回いちもくセミナー」参加。

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一昨日新大阪KOKO PLAZAにて19:30からネッツ関西主催の「いちもくセミナー」が行われました。実はこのいちもくセミナー、2009年の9月頃からスタート、これで34回目となります。

私がフリークリエイターの組合である「出版ネッツ関西支部」に入会したのが2009年7月頃。そのきっかけが「月1回、第一木曜日にセミナーが開催される」という話を聞いたからです。出版社が多数ある東京と違い、出版社が極めて少ない関西はライターや編集者の会などほとんど存在しません。「出版ネッツ関西」は出版関係のクリエイターの大人数の組合・組織です。しかも相当な実績がある人しか入会できないような敷居の高い会ではなく、オープンでほんわかした雰囲気です。同じクリエイターでもイラストレーター、デザイナー、カメラマンなどはネットなどで比較的容易に人脈づくりができますが、ライター・編集者は一つのつながりをおさえないと広がりませんね。

 

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セミナー終了後は、新大阪駅近くにあるさくら水産でいつも通りの懇親会。リーズナブルな価格で提供しています(笑)!


 ~今度は台北国際漫画&アニメフェアの写真です!

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台北国際ブックフェアと同時期に国際漫画&アニメフェア(2014TICA台北国際動漫節 場所:南港展覧館)も開催していたので、こちらも視察に行ってきました!南港展覧館という場所は海沿いの港に立地してると思いきや、思い切り山手方面でしたが。

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 正直国際ブックフェアよりもこちらのほうが、大人数でした〜!入場するにも暫く並んでから入れる状態だったし、会場内は人ごみの中、なかなか身動きがとれない!人気のブースは専用のゲートから順に並んでから入るという始末!!!いかに漫画文化が若者の心をとらえているかが分かります。

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 こちらはライトノベル(軽小説)。漫画も小説も全体的に日本モノが圧倒。「MANGA」が日本発の世界に冠たる文化が分かりますね〜。

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 こちらにもある「台湾角川」のブース。台湾出版業界をリードしているような感じですね!

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 こちらは日本では出版取次の大手「トーハン」の台湾法人、「台湾東販」のブース。台湾角川としのぎを削っているみたいです!

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 日本の角川傘下のアスキー・メディアワークスのブース。特別展示会場ということで、別料金を払って入る感じでした(結局入らず)。

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 「黒子のバスケ」や懐かしい「ちいさなバイキングビッケ」、「アルプスの少女ハイジ」、そして漫画版「赤影」なんてのもあったりします!

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 画面中央にあるのは「ONE  PIECE」の看板。ここ台湾でも大人気!

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 ‥‥「出版不況」、「紙メディアの衰退」など世界的な傾向といわれますが、この「漫画文化」を見る限りそんなものを吹き飛ばすように思えます。やっぱり出版のコアなところって漫画なんですかね〜?まあココを視察した充実感でいっぱいでしたね!!

 

 

 

 


 ~台北国際ブックフェアの写真。

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先日の台湾行きのメインがこれ!2月7日(金)〜10日(月)までの台北国際ブックフェア(TIBE2014)の模様をやっとアップします!

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7日早朝、関空発ピーチ便で一路台湾・桃園空港へ。

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ホテルチェックイン後、昼食をとってからすぐに地下鉄(MRT)で台北101/世貿駅へ。

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会場の台北世貿中心(世界貿易センター)近くには 、台北のランドマークである台北101があります。雨模様で霧がかかっています。

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駅出口そばにメイン会場の世貿一館の入り口があります。中はあふれんばかりの人だかりで、熱気ムンムン。

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台湾角川書店のブース。その下の写真は日本ハムで活躍する陽ダイ鋼選手のDVDが販売されていました!

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 上から見た会場全景。すごい人!でした。

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 こちらは漫画関連の出版社のイベントスペース。なにやら賑わっていました〜。下の写真は、別の場所で料理研究家の栗原はるみさんがトークショーをしていた様子です。

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 こちらは台北世貿三館。児童書や文具を中心としたブースでした。

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 また世貿一館に場所を戻し、これは大手以外の書店連合(独立書店)のブース。味わい深いです!

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確か北京国際ブックフェアでも見かけた、ほとんど同じの飾りである香港出版社の連合ブース。香港ブックフェアでは台湾の出版社が多く出展していましたが、逆に台北では香港勢はそこそこの出展。  

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大手新聞系列の「時報出版」のブース。

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どこのブースか定かではないですが、平台はこんな感じです。このブックフェアは即売会がメインで、書店価格よりも2〜3割安く販売してました!そりゃ読書好きな人は大挙してきますわな〜。

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 この1年間、東京〜香港〜北京〜台北と、東アジアのブックフェア巡りを達成しました(ソウルは2010年に訪問済です)。なんかどこの国の書籍を見てもドキドキ、ワクワクしますね。自分はやはり本好きなんだな、と改めて思うことに。これらの巡行によって「東アジアのブックロード」は必ず実現できるものだと確信しました!

 

 

 

 


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