9月, 2014年

 2009年9月のブログより 【アジア書店事情『上海書城』】

2014-09-29
上海在住中国人からのレポートです。
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上海书城
上海书城位于福州路465号文化街,占地3713平方米,总建筑面积39830平方米,地面楼高27层,其中1~7层用于图书零售,七层为会展中心,八层以上为智能办公楼。地下2层设有停车库。
书城总营业面积超过1万平方米,是上海有史以来第一家超大型的零售书店。书城经营全国800多家出版社的各类图书、音像制品和电子出版物,品种达15万种之多。其中一楼经营生活休闲类和专题图书,二楼经营中外文学类图书、音像制品,三楼为文教类图书和少儿天地,四楼为社会科学类图书,五楼为科学技术类图书,六楼为艺术图书和港台版及外文原版精品。
   上海书城在全国书店系统中首创无库房管理模式。全部货源都依靠新华书店上海发行所集中配送,按照专业分工原则,实现高效运作。为了支撑这套运作系统,书城投资了1000万元,开发并配置了先进的计算机网络管理系统。该系统由门市POS系统、图书配送系统、服务台管理系统、总经理查询系统、业务管理系统、财务帐务管理系统、网上书店和读者导购系统八大板块组成,
最高日销售额和最高读者日流量分别达到85万元和3万人次。目前,上海书城平均每天销售额约保持在30万元左右,预计全年图书销售额将达到1.1~1.2亿元。
目前已开设上海书城网上书店,获得VISA国际组织认证中心签发电子证书。也可采用SSL协议能同时接受长城卡、龙卡、太平洋卡、金穗卡、牡丹卡、阳光卡和商招的一网通。


上海書城は文化街福州路465号にあります。27階建てで、1階~7階は売り場になっています。営業面積は1万平米以上であり、全国800出版社以上の様々な出版物を小売している。全種類15万点以上あるという。
書城はゼロストックで運営、すべての商品は専属物流センターに依頼しています。
書城は1000万元日本円1億6千万を投資し、POS、配送、検索、業務管理などをすべてネットワーク化している。
最高単日売り上げは85万元、およそ1400万円、単日最高来客数は3万人に上りました。平均1日売り上げは30万元、およそ500万円、年間売り上げは1.2億元、20億円に近くに推算されています。
ネットショップ(ネット本屋)も既に始まっている、クレジットカードはじめ、10種類以上のカード払いも可能になっています。

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顧客層はかなり若い学生たち。見渡すと7、8歳~20歳代全般と考えられます。
日本の漫画は「コナン」、「ちびまるこちゃん」、「ドラえもん」、「クレヨンしんちゃん」、「ピカチュウ」などを展示しています。

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値段はおおよそ1冊100ページ前後フルカラー14元(約196円)ぐらい。この値段は中国の学生にとっても安くないので、みんな売場で座り込んで読んでいます。

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中国のコミック単行本の裏面バーコード。この写真では日本円で定価約420円。安くはないですね。
漫画はいま人気上昇中だそうです、漫画の専門学校もあります。国産(中国産)の漫画はまだ少ない。西遊記、三国誌も台湾人が書いたのものは人気。欧米の童話漫画も販売しています。種類よりも、シリーズ、数が多い。

以上、上海特派員のレポートでした。

(補足説明)
上海の随一の繁華街「南京路」から南に5分の「福州路」沿いに立地。
売場構成は
1F:旅行ガイド、実用書、ベストセラー
2F:歴史、軍事、文学(人文書)
3F:経済、ビジネス、法律、社会学、哲学(社会科学書)
4F:語学、学参、絵本(学参、児童書)
5F:自然科学、医学、電脳書
6F:AV(CD・DVD他)、その他ソフトウェア
7F:美術書、海外書籍

日本でも韓国でも台湾でもそうだが、売場面積が500坪を超える「メガストア」の出店が顕著になっている。私も2005年、2007年と二度訪れたが店内は人、人、人の雑踏状態である。2007年に訪れた時は、人ごみ状態とわずかな時間を潜り抜け中国の観光地図を購入。
さすが中国を代表する経済都市の大型書店である。ちなみに最近知ったことだが、支店は「南東店」(南京東路)、浦東のヤオハンB1Fの「東方書城店」、その他「淮海路店」、「長寧路店」なども出店されている。 その他新興勢力の「思考路書店」というチェーン店もあるそうだ。今度の上海訪問が楽しみだ。


 2011年6月のブログより 【『アジアから見る村上春樹』】

2014-09-29
日本文学の最後の巨匠、村上春樹が新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 (文藝春秋)が発行された。 いつもつつましく、「平凡な男性」である彼はいつしか日本の文学の最高峰に立っており、 あっという間に「世界のムラカミ」となっていた。

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ニューズウィーク日本版5/21号より抜粋。この号では村上春樹現象を世界的視点で 描いている。

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中国では「小資(プチブル)」(中国で流行の欧米的な思想と品格のある生活を求めるホワイトカラー層)の父と呼ばれ、映画ではウォン・カーウァイ、小説では村上春樹がそのライフスタイルのバイブル と呼ばれている。 記事は中国で発行されている著書の中国語翻訳版。

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こちらは韓国で発刊されている村上文学の数々。今まで韓国では日本文化が制限、タブー視されていたが、団塊世代の村上が描く「全共闘世代のその後の虚無感」の世界観が韓国の民主化運動の世代に共感を得て熱烈なファンを増やした。 前作「1Q84」では韓国での版権が1億円以上という、破格の待遇だ。180万部のベストセラーとなったので、出版不況の韓国において村上春樹の存在感は絶大だ。 日本においても世界においても「文学離れ」は顕著だが、世界を魅了する村上文学は時代にとらわれず、硬直しない感覚を持ち、ドライな文体を醸し出している。 もっともっと神の領域に達して欲しいものです。


 ~9月22日(月)、東京の独立書店、古書の街・神田神保町など探訪。

2014-09-26

東京アートブックフェア視察後は、矢継ぎ早に池袋・新宿・中野の自費出版取扱書店などを訪問しました。


以下の写真は、新宿にある「模索舎」です。ここで「貸本マンガ史研究」というインディーズマガジンを購入しました!戦後の出版史一大ムーブメントだった「貸し本マンガ」。その謎を解く物語がこのインディーズな雑誌に記されています。



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2014.9.21-22東京アートBF 022   ディープな自費出版物、インディーズ雑誌、活字同人誌などが列挙。さすが東京って感じですね~。


引き続き、早足で中野に移動。JR中央線中野駅から北にある商店街を徒歩3~4分のところにある「中野ブロードウェイ」内にある自費出版取扱い店「タコシェ」へ。

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2014.9.21-22東京アートBF 037 ここはいわゆる、まんだらけの聖地というわけでしょうか?設置している本もどちらかというとサブカルチャー限定。でも面白い空間です。

2014.9.21-22東京アートBF 046 今は分かりませんが、外タレが来日したときは武道館に次ぐ聖地だった「中野サンプラザ」。学生時代はバンドマンだったので、感激しています!


2014.9.21-22東京アートBF 050 7月のクリエイターEXPOの際にも宿泊した、品川区・大井町の「アワーズイン阪急」。低価格で綺麗な部屋、しかも400円で温泉に入れるというお得さ!おそらく今後東京に来たときはここが定宿になるかもしれませんね~。


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渋谷から東京メトロ半蔵門線で神田神保町へ。おそらく3回目の訪問となります。ここは神保町の中心、すずらん通りです。内山書店、東方書店など中華系出版物取扱い書店を訪問。しかしながら、下調べ不足と、滞在の時間帯が午前であったため、他に思うような書店探索ができずじまいでした。


このあとJR神田駅まで徒歩でたどり、そのまま羽田まで直行、空路で帰阪の途へ。前日の京まふの人混みと、この書店訪問で歩き回ったせいか、帰阪後は疲れがなかなかとれずじまいでしたが、有意義な探訪なのは間違いないでしたね!



 ~9月21日(日)、東京アートブックフェア視察。

2014-09-25

この連休は立て続けのイベント視察でした。京まふの翌日、9月21日(日)~22日(月)は東京出張。21日(日)早朝、大阪国際空港(伊丹空港)から空路で羽田へ。この日は「東京アートブックフェア」視察です。


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                     大阪国際空港発ANA便で、一路東京・羽田へ。


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JR総武線信濃町から徒歩5分、明治神宮外苑内に立地する京都造形芸術大学外苑キャンパスが東京アートブックフェアの会場です。

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アートブックのフェアなんて集客できるの?て思ってましたが、会場は多くの人でにぎわっていました!会場入口ではバンドの演奏があったりして、アートな雰囲気全開でした。フードコートはタイ式カレーが販売、こちらはエスニック色全開。


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会場内のブースの模様。おもに出展者は芸術系の学生、アート系の個人の方などで、ごくわずかですが商業出版社も出展していました。やはり出展物はフォトブック、アート色の強い自費出版、リトルプレス、そして手作り本の「zine」や豆本がメインです。ワッペンなどのグッズも販売していました。


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とある台湾系の商業出版社兼独立書店のブースです。以前にも紹介しましたが、個人出版の意識が高いのが台湾。ここでもzine、リトルプレスなど多彩な印刷物・出版物を展示・販売していました。うーん、来年の2月も台北国際ブックフェアに行くべきですね~。その他台湾人や韓国人のブースが数軒あり、欧米人のブースも何軒か出展していました。国際色豊かなブックフェアでした!

 ~9月20日(土)、京都国際マンガ・アニメフェア2014視察

2014-09-24

先日の文学フリマ出展で気分がハイになってしまいましたが、ゆっくりする暇(いとま)も無いままにさまざまなイベントを視察しました!

まずは、9.20(土)京都市の平安神宮の近くにある「みやこめっせ」で開催された「京都国際マンガ・アニメフェア2014」へ。


「京まふ」のポスター。えらい盛り上がりの予感!

「京まふ」のポスター。えらい盛り上がりの予感!


入場待ちの列は大通りを渡って京都市美術館裏側まで連なっていました

アリエナイ! 入場待ちの列は大通りを渡って京都市美術館裏側まで連なっていました~。


朝8:40頃に伊丹市の自宅を出発、阪急京都線で烏丸駅まで行き、京都市営地下鉄に乗り換え東山駅で下車。そこから北へ徒歩5~7分のところにイベント会場「みやこめっせ」があります。しかし、10:30前にも関わらず会場前は、長蛇の列!どころか、列はみやこめっせの周りを囲んで東側にある京都市美術館の裏側まで達していました~!入場するまでなんと1時間10分もかかりました。

これが「みやこめっせ」

これが「みやこめっせ」


これは最近版の「宇宙戦艦ヤマト」ですね。

これは最近版の「宇宙戦艦ヤマト」ですね。


集英社「週刊ヤングジャンプ」のブース。京まふ限定のヤングジャンプ試し読み版が無料配布してました。

集英社「週刊ヤングジャンプ」のブース。京まふ限定のヤングジャンプ試し読み版が無料配布してました。


もうおなじみ「進撃の巨人」の巨人像。

もうおなじみ「進撃の巨人」の巨人像。


なつかし~。「北斗の拳」ブース!ギャグバージョンで聖帝サウザーのキャラが際立っていました。

なつかし~。「北斗の拳」ブース!ギャグバージョンで聖帝サウザーのキャラが際立っていました。


入場するまで1時間以上と大変な人出でしたが、会場内も満員状態で異様な空間でした。キャラ食ゾーン、CLAMP原画展などは、数10分待ちの状態。まともに視察できたのは上の写真で紹介されてる3Fの出展ゾーンくらいでした~。ドえらい人ごみの中をまわりましたが、改めて「マンガ・アニメのコンテンツパワーは強大、日本はマンガ・アニメ大国」と実感させられた一日でしたね!



 ~「第2回文学フリマ大阪」会場の模様。

2014-09-18

先日の文学フリマの会場の写真をアップします!参加サークル・ブース数は310、来場者は未確認ですが2000人ほど集まったのではないでしょうか?正直、楽しませてもらいました!来年もぜひとも参加したいものです。わざわざ堺市の会場までお越し下さった方々、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。




会場の堺市産業振興センター・イベントホール

会場の堺市産業振興センター・イベントホール。



「第2回文学フリマ大阪」会場入口

「第2回文学フリマ大阪」会場入口。



会場は熱気ムンムンでした!

開場時間直後の11時ごろ。会場は熱気ムンムンでした!



私、(販売名義)インディーズ出版ヴィレのブースです

私、(販売名義)インディーズ出版ヴィレのブースです。ヴィレ発行の商品は大塩平八郎の乱を描いた「正助走る」と、ちょうど2年前の9月の尖閣問題のデモを間近に目撃したルポ「反日デモ漂流記」。委託商品は大阪編集教室発行の「花ぎれ」67号・70号・71号・72号と中村屋工房発行の短歌集「無限の器」でした!おかげさまで売行きは好調でした。



イベントホールステージ上にある見本ゾーン。1サークルにつき3点まで可能です

イベントホールステージ内にある見本ゾーン。1サークルにつき3点まで可能です。



会場は終了時間の16時まで満杯状態でした

会場は終了時間の16時まで満杯状態でした。



 〜9月14日(日)「第2回文学フリマ大阪」に出展!

2014-09-15

この9月14日(日)、堺市産業振興センターイベントホールにて開催の「第2回文学フリマ大阪」に出展しました。


文学フリマとは、活字モノ・文芸系同人誌即売会で、今回出版サービスWille(ヴィレ)は販売部門名「インディーズ出版Wille(ヴィレ)」名義で出展。ヴィレの自費出版デモ販売と提携先の商品の委託販売を行いました。この7月に出展したクリエイターEXPO東京の来場者層はどちらかというと、やはりマスコミ関係の業者が多数ですが、文学フリマは大学の文芸部、一般社会人の文芸同人、文芸学校、インディーズ上がりの商業出版社、個人で自費出版した人、果てはメジャーな文学賞へ向けて頑張っている作家までヨリドリみどり!来場者もそれら活字文化に興味を持っている方が多数だと思われます。



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文学フリマ十周年記念文集 『これからの「文学フリマ』の話をしよう」

文学フリマ十周年記念文集
『これからの「文学フリマ』の話をしよう」



今の時代「同人誌即売会」といえば漫画ですが、ここ10数年、オンデマンド印刷・DTPの普及によって印刷物のハードルはグンと低くなり、ITの進化が活字モノ・文芸同人誌即売会の流れを後押ししていると言えます。10年前、いや20年前、いやそれ以上前から「活字離れ」が叫ばれていましたが、なせそうなったかこの文学フリマに来たら理解できると思います。

「個の表現活動(インディーズ)」は出版の原点だと思いますが、いかかでしょうか?

会場の模様、写真等は次回の記事でアップします。


 〜最新版 ヴィレの自費出版用のチラシ

2014-09-07

来週日曜日は文学フリマ大阪に出展しますが、先日チラシのほうが完成しました。当日会場で配布する予定です。

当日はヴィレが制作した自費出版作品を多数展示・販売する予定です。ご興味のある方はぜひともお越しくださいませ!文学フリマなどの同人誌即売会のように活字モノ・文芸系にもインディーズな世界が広がりつつあります。ヴィレは自費出版等、既存の商業出版とは違った独自な出版モデルを提供していきます。


Wille自費出版用チラシ14.09.03


第2回文学フリマ大阪

《2014年9月14日(日)》に出展します!

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堺市産業振興センター イベントホール
 
11:00〜16:00 一般入場者無料


堺市産業振興センター アクセス


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